2008年1月13日
佐賀県健康福祉本部生活衛生課乳肉衛生担当 御中
佐賀県動物愛護管理推進計画等についての意見
地球生物会議 ALIVE
<全体についての意見>
本計画案は全体的によくできていて、特に多頭飼育の規制、動物取扱業に対する監視の強化、実験施設の実態把握や実験犬の登録義務の周知等、積極的な取組みの意思が感じられます。
今後は本計画を確実に実行していくための人員のレベルアップと確保、及び予算の充当がなされることを期待いたします。
<該当箇所>P.6
第3 課題への具体的取組
1 飼い主の社会的責任の徹底
【具体的な取組み】
(1)適正飼養の普及啓発の強化
・動物の遺棄・虐待への対応
<意見>
動物の遺棄・虐待は犯罪であることから、遺棄・虐待の通報等があった場合は、警察との連携も密にして行くこととしてください。
<該当箇所>P.6
(2)犬の適正飼養の徹底
・咬傷事故の未然防止の徹底
<意見>
狩猟犬等の野外で放し飼いにする犬については、犬の鑑札、迷子札、マイクロチップ等の所有者明示を義務づけてください。また、闘犬は飼育を登録制としてください。
<該当箇所>P.8
(5)多頭飼育者等への監視・指導の強化
<意見>
全国各地で動物の多頭飼育の問題が発生しており、佐賀県が条例を定めて多頭飼育者等への監視・指導の強化をすることは画期的であり、ぜひ取組みを進め
ていただきたい。多頭飼育問題は、周辺環境の悪化のみならず、世話ができなくなることによって栄養不足、運動不足等による衰弱や、感染症の罹患等、動物虐待(飼育怠慢)となることが問題です。飼育頭数を増やさないように徹底指導できるようにしてください。
<該当箇所>P.10
2 事業者の社会的責任の徹底
【具体的な取組み】
(1)動物取扱業の監視の強化
<意見>
・事業者評価制度の構築を高く評価します。その評価項目の中に、インターネットを含む店舗および通信販売等における広告における標識確認を必ず含めてください。
・愛護推進員が動物取扱業について問題点を把握するためには、事前に動物愛護法及び各種基準等についての知識があることが必要です。推進員の研修は、動物取扱責任者が受ける講習以上のレベルとしてください。
<該当箇所>P.18
4 致死処分数減少への取組
【具体的な取組み】
(1)譲渡拡大のための仕組み作り
<意見>
・動物愛護推進活動の拠点は、市町村の協力も得て、県内数カ所に設置し、地域の人々が気軽に参加できるような地域密着型のものとして取り組んでいただきたい。
・譲渡した犬ねこがにたたび飼育放棄されることのないように、終生飼養義務など譲渡にあっての遵守事項の掲載や、使用可能な条件を備えているか等譲渡時の適正審査もあわせて行ってください。
・譲渡を受けた県民の体験談の公開は、この制度を身近に感じられるようにするものでとてもよいと思います。
・収容期間の延長も、救命率を高めることになるのでたいへんよいことですが、その場合、施設の飼育環境の向上をはかり、施設内での衰弱や感染症の罹患などが起らないようにしてください。
<該当箇所>P.19
同上(2)引き取り場所の見直し
<意見>
引き取りを依頼する飼い主には、なぜ飼育できないのかの理由や譲渡先を探す努力をしたか等の聞き取りを行い、問題解決に向けてのアドバイスができるようにすることが必要と考えられます。いずれは、地域の動物愛護推進員等にその役割を担ってもらえるようにご検討ください。そのためは、各保険福祉事務所での引き取りは、曜日に加えて時間指定も必要です。
<該当箇所>P.20
5 県民と動物の安全の確保
【具体的な取組】
(1)動物由来感染症対策、(2)災害時対策
<意見>
平時においても、動物を多頭飼育している業者や個人の飼育実態を把握しておくことや、大規模に畜産動物を飼育している施設の所在確認を行い、災害時の連絡体制を確立してく必要があります。
以上