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無惨!散弾銃で撃たれた猟犬

茨城県の鳥獣保護区拡張に関する要望書を提出

H.N(茨城県動物愛護推進員)
 2006.10.20

今年2月初旬、茨城県取手市の国道沿いの建築会社敷地で、衰弱しきって倒れていた1匹のセッターが発見された。

この犬はタミーと名づけられ、獣医病院で検査したところ全身に100個もの散弾が打ち込まれていた。

住宅地での発砲は人にも危険きわまりないため、住民は、県に対して鳥獣保護区の拡大を求める署名活動を開始した。


 10月17日茨城県へ鳥獣保護区拡張に関する要望書を県民7,061名分の署名を添えて提出しました。被弾した猟犬タミーを保護する犬猫ボランティア ポチたま会スタッフとともに、県会議員に立ち会っていただき、川俣副知事へ手渡しました。

 この署名は、短期間で、県民限定で集めたにもかかわらず、7000人を越える賛同が寄せられました。この背景には、普段犬猫の保護活動に携わっている 活動家も、住民も、自分の居住区のすぐそばで行われる狩猟に関しての知識が皆無であって、狩猟マップ片手に「あなたの地域はこうです」と説明をすると、 皆一様に趣旨に賛同してくれ、その方がまたマップを片手に署名活動に参加する・・といった具合に理解の輪が広まったことがあげられます。

 県民に狩猟の場についての情報が何も知らされていないという事実をふまえ、私たちは県に対して以下のように要望しました。

 現在、県が実施しているのは、広報誌による狩猟期間の告知、および「銃猟禁止区域」等の看板設置のみで、住民にはどこで狩猟が行われているのか、どこ が安全なのか判断できません。狩猟に関する情報は、猟友会に呼びかけを行うばかりでなく、県内に97名存在する鳥獣保護員を活用し、一般住民が猟場に関 する知識を得られるようにしていただきたい。

 タミー事件が起こった昨年度と比較すると、今年度茨城県は、鳥獣保護区を49haと銃猟禁止区域1,108haを新たに設けましたが、休猟区は設定区 域移動により2,436haも減少となっています。これが、ほんとうに住民の様々な意見要望が反映された結果なのでしょうか?

  副知事および県の環境部長には、環境省がまとめた全国的なハンターの高齢化の資料、非常識な狩猟事故の事例や各方面で報道されたタミー事件、狩猟の 問題が取り上げられた国会議事録、ALIVEのトラバサミ廃止のチラシ等をひとつの資料にまとめ、要望書と共に手渡しました。そして、更なる規制と監 視、保護区拡張、猟犬のマイクロチップ導入などを強く求めました。(ALIVE茨城)

◆本件は動物愛護法違反及び銃刀法違反事件として警察に告発されている。

 


 
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