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アライブ海外ニュース

【英国】

動物には、尊重され、配慮されるべき感情がある
〜 ロンドンでの会議で学者らが語る

ALIVE海外ニュース 2005.5-6  翻訳:宮路

動物の知性と感性に関する国際会議の案内を報じる記事

動物たちは単純なオートメーションで片付けられるべきではない、と学者らは信じている。

牝牛は問題を解く喜びを感じるし、羊は深い友情を結ぶことができると、世界各国からの代表者たちはWorld Farming Trustの会議で語った。

彼らは動物達の苦痛の検討と痛みの緩和だけではなく、動物達の心を探る方法を話し合った。

「動物の感覚性の研究は生物学全体で最も興味深く大切なことのひとつ」とオックスフォード大のマリアン・ドーキンズ教授は語った。

「私達が動物について決定し、規則を設け、キャンペーンをするとき、動物達の声にしっかりと耳を傾けるべきだと、私は訴えます」
どういうわけか、人間は自分達が思考と感情のある唯一の存在だと思っている。

羊やチンパンジーにさえも感情はないと否定しながら、口もきけない赤ん坊を可愛いと思う。

動物の感覚性の話しはしばしば知的内容ではなく、感傷的であると片付けられてきた。科学や現実世界の材料ではないとされていたからだ。

しかし私達は軽率だったのかもしれない。感覚は眼だけを通しては見えないのかもしれない。

「動物たちは感情を持たぬ物ではない」と米国コロラド大のマーク・ベコフ教授は語る。

「人間が支配するしばしば虐待的な世界で生き抜こうとするときに、動物たちは物事を非常に強く感じる。それは人間の利益のためであり、動物の為ではない、絶え間なく異常とも言える、人間が動物たちを管理しようとする環境で」
「懐疑論者たちが動物は何かを感じるのだろうかと問うことが、私には疑わしい」
ケンブリッジ大のドナルド・ブルーム教授は牝牛の行動を研究している。

Broom教授のチームはレバーのついた特別な檻に牝牛たちを入れた。そのレバーを押すと牝牛たちがご褒美のおいしい食べ物のある野原に放たれるというものだ。

牝牛たちがついに「ひらめいて」レバーをうまく押したとき、牝牛たちは喜ぶ様子を示したと、研究者達には解った。

「牝牛達が学習すると、興奮した反応を示した、とブルーム教授はBBC放送へ語った。

「牝牛達の鼓動が速くなり、食べ物へと辿り着く時には、一層飛び跳ねたり、ギャロップで走ったりしそうだった。

「まるで動物たちが『わかった!この問題をどう解いたらいいかわかった』と言っているようだった。
ブルーム教授はなおも語る。「私たちは、こうした動物たちをある程度尊重する必要があるし、大抵の人間はこうしたことを知るなら、動物をもっと尊重すると思う」

CIWF Trust delegatesによると、家畜への優しさは道徳上の義務というだけではない。そうすることで、人間にとっても良いことがある。例えば牝牛はハンドラーが怒鳴ったり小突き回したりするよりも、優しく話しかけると、かなり沢山のミルクを出すのだ。

「ハンドラーは意地悪かったり、ぶったりしてはいけない」
英国のPurdue大学のエドムンド・ペヨール教授は語る。

「多くの農夫達がする、牛の臀部をぴしゃっと打つのも、牝牛は嫌なのです。それをするとしないのとでは大きな違いがある。

「動物を適切に扱うメッセージを送る手助けとなる。多くの酪農場では『牝牛を怒鳴らないで下さい』という標識を掲げている。

有名なチンパンジーの研究者であるジェーン・グドール氏は会議のオープニング・スピーチで語った。私達は、飼いならされた動物と野生動物の両方の見方を定義し直す必要がある、と。

グドール博士は71歳で、45年をアフリカでチンパンジーの研究に費やした。彼女は、CIWF Trust delegatesに、人間とチンパンジーは著しく似ており、野蛮さと利他主義の両方を分かち合っている、と語った。

グドール博士はチンパンジーが、怯えたり、孤児になったり、怪我をした他の仲間に対して、心配と同情をはっきり示しながら、助けにきた様子を説明した。

そして、「パーソナリティやマインドのある、この惑星で唯一の存在ではないことを理解しなければならない」と語った。

 2005年4月18日

BBCニュース

 


 
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