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生物多様性 〜共存と共感の世界へ



  私たち人間は、@地球の支配者でしょうか?それとも A地球の様々な生物の中の一員でしょうか? 現代社会は、@の立場を取る大きな勢力と、Aの観点をとる小さなグループとの両方が存在しています。

 @の勢力が大きくなればなるほど、豊かな自然が破壊され、生活が脅かされ、食べ物の安全性が失われ、弱者への過酷な労働が強いられ、生物の種が絶滅に追いやられるなど、様々な弊害が増える一方です。それが極まれば人間自身の生存も危うくなるでしょう。 Aの立場はまだ小さくとも、古くからの大きな真実に基づいています。この地球は人間だけのものではなく、人間は多種多様な生物の中の一種類であり、他の生物によって支えられています。だからこそ自然の仕組みを知り、それを守ることが大切だという考えです。生物多様性についての理解は、私たちの生活や社会を別の意味で豊かにするものです。

 生物多様性とは

 地球には、さまざまな生命が存在し、しかもそれぞれが網の目のように複雑につながりあっています。これを生物多様性といい、3つの特徴で言い表されています。

  ・ それぞれの生物の個体には個性がある
  ・ それぞれの生物は「種」に属している
  ・ それぞれの生物は環境とつながっている

 生物多様性の喪失

 生物が有性生殖をはじめて以来、遺伝子の多様化が起こり、数えきれないほどの多様な個体が生まれ、種が形成されてきました。生物の本質は多様性があることです。ところが、現代の産業社会は人間の利益追求という目的のために、生物の多様性を奪い、損傷させています。例えばー

・ 実験動物は、近親交配を繰り返して作られます。実験条件を均一化するには役立つとしても、臨床の現場には適用できないという問題があります。

・畜産動物は、卵をたくさん産む、大量の乳汁を分泌する、肉体を肥大化するといった方向へ特化させられた品種ばかりが増やされています。個体としての多様性がないために、ひとたび感染症が発生するとあっという間に広がり、大量の死を招くことになります。

・純血種のペットは、ある特質のみを際立たせるために近親交配が繰り返されるため、遺伝病の蔓延といった弊害が現れます。

 生物多様性の保全

  開発や経済活動に際して、多種多様な生きものが共に生存できる事業であるかどうかを事前に確認する制度が必要です。環境アセスメントや情報公開制度、市民参加制度などの手続き法が制定されれば、多くの人々が関心を持ち参加して、社会を変えていけるようになるでしょう。

 人も動物も、様々な個性によって成り立っており、それぞれがかけがえのない存在であることを知る必要があります。飼育動物、野生動物の保護法制の整備が急がれます。

 ALIVEの活動
生物多様性国家戦略へ意見書提出
生物多様性を壊す自然破壊や環境汚染などへの反対活動
生物多様性保全の法制度構築のネットワーク活動参加
生物多様性条約締約国会議COP10に参加(2010年)
生物多様性パネル、リーフレットの作成 展示・配布
生物多様性についての勉強会を開催
 私たちにできること
身近な生きものや自然の大切さを考える。
生きものの習性や互いのつながりを理解する。
動物の犠牲を少しでも減らし無くしていく。
動物や環境にやさしい製品を選ぶ。
質素・簡素なくらしを心がける。
消費者・納税者・有権者として正しい選択をする。

 
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