「新・動物実験を考える」
野上ふさ子著 三一書房 1500円+税
新書版「動物実験を考える」刊行から10年を経て、動物実験に関する新たな動向や社会的な変化を加え大幅増補の改訂新版を刊行。動物実験は本当に必要なのか、動物実験したから安全なのか、動物実験に反対する人は薬も飲まないのか等々、動物実験をめぐる様々な疑問に答えます。具体的な活動例をもとに、動物実験がなぜ廃止されるべきか、解りやすく、幅広い視野で論じています。
ALIVE、AVA-net代表の著作。
⇒詳細の紹介
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「子どもたちが動物を救う101の方法」
イングリット・ニューカーク著 新泉社 1500円+税
苦しんでいる動物を救うためにあなたができることはたくさんあります。どんな小さなことでも何もしないよりはましなはずです。具体的なノウハウを教えます。
こどもたちにおすすめの1冊です。 |
写真集「現代の蛮行」
ハンス・リューシュ著 AVA-net訳 新泉社 600円+税
実験研究者たちが研究論文などで自ら発表した写真を集めた小冊子。「科学の進歩」という美名のもとに行われる残虐性を暴露した衝撃の告発書。 |
動物の権利・解放の運動を知るための必読書。オンデマンド版として再刊されたものを当会で販売しております。
「動物の権利」 In
Defence of Animals edited by Peter Singer
ピーター・シンガー著 戸田清訳 技術と人間刊 3700円+税
本書『動物の権利』は、原題が「動物の権利擁護」として出版されました。どちらも絶版になっていましたが、この度『動物の権利』と共に増刷されました。動物実験廃止、動物園批判、大規模畜産の実態、野生生物保護などの分野に関わる16名の動物・環境活動家、ジャーナリスト、法律家、動物学者、大学教授、動物保護団体代表者などが執筆しています。 |
 「動物の解放」 Animal
Liberation by Peter Singer
ピーター・シンガー著 戸田清訳 技術と人間刊 3700円+税
在庫がなくなりました
『動物の解放』はアメリカで1975年に出版され、欧米諸国における「動物の権利・解放」運動の理論的支えとなってきた原典ともいうべき著作です。日本語版は1988年に刊行され、長らく絶版になっていましたが、このほど増刷されました。 |
「罪なきものの虐殺」 2002年新装版
ハンス・リューシュ著 新泉社 4500円 +税
密室の中で行われる実験実験という名の残虐行為を、科学的、倫理的観点からあますところなく暴露し、大きな衝撃を与えた本。動物実験が医学や人間性をどれほど損なっているか、その実態を知るためには必読の本のひとつ。このほど新装版で増刷されました。 |
「星空のシロ」
文・井上夕香/絵・葉祥明 (国土社) 1300円+税
飼い主に捨てられ、ずさんな動物実験に使われたシロ…1990年12月に救出され、動物実験のずさんな実態が日本じゅうに報道されました。この研究所では今までにも多くの犬を同じ実験で使い捨てにしていたのです。その後研究所は閉鎖に追い込まれましたが、この事件をきっかけに自治体からの動物実験への払い下げが大幅に減少しました。この度、実話をもとに、画家の葉祥明さんと児童文学作家の井上夕香さんのお力で美しい絵本が完成しました。やさしい文と心のなごむイラストで、動物実験の悲惨さや生命の大切さを訴えています。子どもから大人までぜひ手にしていただきたい一冊です。 |
「この子達を救いたい」
濱井千恵著 エフエー出版 1600円+税
「人生で出会った84匹の犬猫達が、私の生きる支えでした。彼らと塾の生徒達の無垢な瞳が、私の人生を豊かにし、感動深いものにしてくれたのです。そして、世に向かって声を出すという、一つの勇気もくれました。」当会の会員でもあり、動物実験の廃止を訴えて精力的に活動されている濱井千恵さんが、動物たちへの思いをこめて出版されました。 |
写真集「ばっちゃん」-助けられた繁殖犬たち-
写真:小関左智 文:井上夕香
小学館刊 1400円+税
生きる喜びを体いっぱいにあふれさせて走る犬。保護されたときは、全身カイセンに侵されて見るかげもなく、たくさんの子供を生んで垂れ下がった乳首と、老いたようによぼよぼ歩く様子から「ばっちゃん」と名付けられたこの犬は、今、輝くようなゴールデンリトリバーとなって、飼い主に寄り添っています。 1998年10月、愛知県西尾市の悪質ブリーダーの施設から94頭の犬が救出された事件(ALIVE No.24参照)は、無責任な動物業者に対する社会の怒りを巻き起こし、今回の動管法改正への大きな要因となりました。この事件をはじめから取材した小関さんのすばらしい写真と、動物保護管理センターに通いばっちゃんたちの世話をして引き取った宮崎さんたちのボランティア活動、『星空のシロ』の児童文学作家の井上さんの情感あふれる文章とが、一体となって本書を作り上げました。子どもから大人まで見て元気が与えられる本です。会でも取り扱いますので、どうぞご注文下さい。 |
「実験犬シロのねがい」
井上夕香・文/葉 祥明・画 監修・野上ふさ子
ハート出版 1200円+税
飼い主に捨てられ、保健所から国立病院に実験用に払い下げられ、辛い実験手術を受けて死にかけていたシロ。救い出され、ようやく幸せになったときに、思いもかけない死がシロを連れ去りました・・・・・。
シロの事件は、私たちにいろいろなことを教えてくれます。捨て犬の運命、動物実験の悲惨さ、動物保護の意味、などなど。本書は、絵本『星空のシロ』よりも先に、作者の井上さんが長年の間あたためていた作品で、葉さんとのコンビでとても感動的な物語となりました。『星空のシロ』(国土社)とともにご一読ください。 |
「ピーコの祈り」
濱井千恵・文/久条めぐ・絵
エフエー出版 1000円+税
『この子たちを救いたい』の著者濱井さんが、子ども向けに書かれた新刊書です。
ゴミ捨て場に段ボール箱で捨てられていた子犬のピーコは、「お母さん」に見つけられ命を救われます。その後も「お母さん」は次々と犬を拾い、海に捨てられ波間に浮かんでいたツユ、トンネルの中に捨てられていたコロ、ユリコ、山に捨てられていたムツ、猟の後に捨てられた四郎たちをピーコの弟妹に迎えます。
ピーコはやがて生を終え、光となって、世界中の仲間たちのもとを訪れます・・多くの場所で人間が動物が苦しめ殺しているのを見て悲しみますが、また同時に、動物を守ったり救っているのも人間だということを知り、大きな希望が湧いてきます・・。巻末には犬や猫を助けるための具体的なワンポイント・アドバイスがあり親切です。イラストは会報でもおなじみの久条さん。
会でも取扱っていますので、どうかご注文下さい。 |
「ピーコ
光の地図」
濱井千恵・文/久条めぐ・絵
エフエー出版 1400円+税
幼い子供たちにとって、動物は自分たちと同じなかまです。大人になるにつれて自分の都合のいいように、動物は利用するもの、なにをしても許されるものという偏った考えに毒されていきます。けれども本当におとなになるとは、動物の痛みや苦しみを理解でき思いやりの心を持つ人として成長することではないでしょうか。「耳をすませば、言葉がなくても動物たちの声を聞くことはできるのです。その声を聞くことは自分自身を深く知る術でもあるのです」というメッセージ。
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