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ハーブショップ グリーンフラスコ 薬剤師 林 真一郎
気温が暖かくなり、過ごしやすい季節を迎えるとついつい夜更かしや暴飲暴食をしてしまい、心と体のリズムが乱れて不調を訴えるケースが多く見られます。こうしたときはリフレッシュの香りとリラックスの香りを上手に活用して正しいリズムを取り戻すことが可能です。 リフレッシュの代表はペパーミントとレモンでしょう。ペパーミントのクールなメンソールの香りは朝の眠気を吹き飛ばし、心身をリフレッシュしてくれます。レモンは気持ちを集中させることができ、ミスを防ぐ香りとして知られています。実際にあるデータによると、レモンの香りを漂わせるとキーパンチャーのミスが半分に減ったということです。 一方、リラックスの代表はラベンダーとオレンジです。ラベンダーの清楚な香りはストレスを癒し、心身の緊張をゆるめてくれます。オレンジの暖かい香りは不安や恐れを和らげ、落ちつきを取り戻してくれるのです。こうしたリフレッシュとリラックスの2種の香りを一日の流れや生活の場面に応じて上手に使い分けることでメリハリの効いた一日を送ることができるのです。なお香りを漂わせる方法はティーカップに熱湯を入れ、そこにエッセンシャルオイルを1〜2滴たらして立ちのぼる香りを蒸気と一緒に吸入します。
《一日のリズムを作るメディカルハーブティー》
◆リフレッシュのためのハーブティー
さわやかなペパーミントティーは気分をリフレッシュすると共に消化器の働きを促します。ローズヒップ(野バラの実)のハーブティーは天然のビタミンCを豊富に含み、バイタリティーをもたらします。一般にハーブはカフェインを含まないため体への負担が少ないうえ、眠りにくくなることがありません。
◆リラックスのためのハーブティー
おだやかな風味のジャーマンカモミールティーはイライラや怒りを鎮め、心と体のバランスを回復します。リンデン(西洋ボダイジュ)のハーブティーは深い眠りを誘います。お酒や睡眠薬の力を借りないでハーブを上手に活用し、自然のリズムを回復することが大切です。
ハーブティーのいれ方
ハーブの量はティー1杯あたりひとつまみを目安にします。熱湯を注ぎ、3〜5分間蒸らすのがコツです。 *急須を使うと効果的です。 *1日3杯、毎食後にお飲みください。
ALIVE会報32号より
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