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ハーブショップ グリーンフラスコ 薬剤師 林 真一郎
私たちの体は気温が上がると発汗によって体温を下げようとするため、夏場には水分補給が必要になります。ついつい缶ジュースなどの市販の加工飲料に手を伸ばしてしまいがちですが、これらに含まれる大量の砂糖(缶ジュース1本にはなんと砂糖が30gも含まれています!)や保存料などの添加物は体に負担となり夏バテをまねく結果になります。
そこでおすすめなのが「天然のスポーツドリンク」とも言えるアイスハーブティー。ノンシュガーはもちろんのこと、天然のビタミンやミネラルをバランス良く含んでいるため吸収も抜群です。例えばローズヒップ(野バラの実)にはビタミンCがレモンの20倍もふくまれており、暑さで消耗してしまうビタミンCの補給に最適です。またハイビスカスには、代謝を促し疲労を回復するクエン酸が含まれていて夏バテを解消します。ちなみに東京オリンピックの際にマラソンの王者アベベ選手は走行中にハイビスカスティーを飲んで見事、金メダルを獲得しました。
アイスハーブティーの作り方は麦茶と同じように、ふつうにハーブティーをいれたものを冷蔵庫で冷やします。丸一日は保存も可能なので、保冷用のポットに入れて外出時に持ち歩くことをおすすめします。
《夏バテを予防するアイスハーブティー》
◆冷え症の人も楽しめるアイスカモミールティー
体を冷やす砂糖入りの缶ジュースは、冷え症の人には禁物です。アイスカモミールティーなら体を冷やすこともなく、反対にクーラー病の予防にもなるので安心して楽しめます。ジャーマンカモミールには夏場、皮膚のほてりを鎮め、日焼けやシミを予防する効果もあるので、夏場の美容のためのハーブティーとしてもおすすめです。 ◆夏バテを解消し活力を高めるアイスハーブティー
食欲不振や食べ過ぎ、飲み過ぎなどを解消するには、さわやかなメンソールの香りのアイスミントティーがおすすめです。夏場は水分補給によって胃液がうすめられるため、消化不良を起こしやすい季節でもありますが、ペパーミントは抗菌力を有するため胃腸をすこやかに保つことができます。ペパーミントのなまの葉を一枚浮かべて楽しむと一層、さわやかさが演出できます。
ハーブティーのいれ方
ハーブの量はティー1杯あたりひとつまみを目安にします。熱湯を注ぎ、3〜5分間蒸らすのがコツです。 *急須を使うと効果的です。 *1日3杯、毎食後にお飲みください。
ALIVE会報33号より
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