ALIVE海外ニュース 2009.5-6　翻訳：宮路

 

　2009年１月から、EUでは、犬猫の毛皮および犬猫の毛皮を含む製品の輸入・輸出・領域内取引が禁止となった。

　欧州委員会は、2006年11月20日、犬猫の毛皮が、通常、犬猫の毛皮であるとは申告 されず、あるいは人工毛皮や他の動物の毛皮といつわって、ヨーロッパの市場に出回っているという証拠をもとに、犬猫の毛皮を禁止する法案を提出した。

　犬猫の毛皮のほとんどは、第三世界から輸入されたものだと考えられているが、これらの国では、毛皮の生産用に犬猫が飼養されている。犬猫の毛皮は、これまでにもEU市場でときおり見つかっているが、EUの消費者はこれに強い反発を示し、当局が対策を打ち立てることを要求していた。

　委員会の提案は、2007年12月に採択され、すべての犬猫の毛皮の製造、市場流通、輸入、輸出を禁止するという統合的アプローチによって、EU内での販売はこれ以上行なわれないことをEU市民に約束した。

欧州連合公式サイトより