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アライブ海外ニュース

【アメリカ】

オオカミを殺処分しても農家の長期的問題は解決されない

ALIVE海外ニュース 2006.7-8 翻訳:宮路

 合衆国西部では、一時は絶滅寸前まで駆除されたオオカミが人工的に野生に再導入され、現在、全部で5000頭ほどいるが、しばしば家畜を襲い、個体や群れが牧場主や政府の動物管理局職員に殺されることもある。しかし、新しい生態学の研究は、牧場主に家畜の被害を償ったほうがより良い解決策だと示唆する。

カナダ、カルガリー大学のC・コーマック・ゲイツらは、北米でのオオカミによる家畜の捕食とその結果としてのオオカミの駆除について調査したが、オオカミの駆除後、その影響で他のオオカミが家畜を襲わなくなるというようなことはないことが明らかになった。 (Wildlife Society Bulletin, vol 33, p.876).

研究者は、牧場主に家畜の損失分を補償するほうがオオカミを駆除するより経済的であるとし、また、警報機などの致命的でない管理方法を推奨している。殺処分を行うべきではないというのではないが、他の方法にもっと重点を置くべきだ、とゲイツはいうが、米魚類野生生物局のエド・バングズは、問題を起こすオオカミの駆除は効果があり、他の方法とあわせて今後も行われるべきだという。

2006年4月24日

New Scientist magazine (Issue 2548, Page 16)
http://www.newscientist.com/article/mg19025484.200-killing-wolves-wont-solve-farmers-longterm-problems.html


 
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