定山渓クマ牧場の飼養改善指導ならびに
立入調査に関する要望書に対する札幌市の回答
札幌市の旧「定山渓クマ牧場」で飼育されているクマの飼養改善ならびに立入調査に関して、ALIVEが送付した要望書に札幌市長からの回答が寄せられました。
札保動セ第10522号
平成23(2011)年8月31日
特定非営利法人地球生物会議
札幌市長 上田 文雄
「定山渓クマ牧場の飼養改善指導ならびに立入調査に
関する要望書」について(回答)
平成23年(2011年)8月17日付で、貴会から要望のあった標記の件について、下記のとおり回答します。
1 クマの飼養環境の改善についての指導
動物の愛護及び管理に関する法律の趣旨に基づき、施設内を定期的に清掃し適正な環境で飼養するとともに、繁殖によって適正飼養に支障が生じる場合には、繁殖を制限するための適切な措置を講じるよう指導しました。
2 クマの給餌・給水についての指導
動物の習性等にあわせた適切な給餌や、各牧場(コンクリート・ピット)内に新鮮な飲み水を供給できるよう指導しました。
3 特定動物飼養数の届出義務違反について
届出事項に変更が生じたときは、変更から30日以内に届け出るよう指導しました。
4 行政による立入等、監視体制について
飼育環境等に問題のある飼養施設に対しては、定期的に立入調査を行うとともに、検査項目に適正飼養に関する項目を取り入れます。
また、立入検査にあたっては、適切な指導が行えるよう必要に応じて専門家の助言を求めるようにしていきます。
5 クマの寿命を考慮したデータベースの保存と公開
データの保管、公開については、札幌市の公文書に関する事務取扱の規程に基づき、今後とも適正に処理します。
6 クマの個体識別の実施
特定動物の個体識別情報を適切に管理するために、台帳等を整備し保管するよう指導しました。
7 特定飼養施設の管理を怠っていることについての措置命令
第三者が無断で敷地内に侵入できないような措置を講じるとともに、第三者の接触等を禁止する旨を表示するよう指導しました。
8 動物行政の怠慢
本市としても飼育動物の適正飼養の普及啓発は重要であると考えていることから、立入検査の際などあらゆる機会を通じて、飼養者に対し普及啓発を図っていきます。
また、問題のある施設所有者に対しては、適正な飼養環境が保持されるよう指導を強化していきます。
以上
( 保健福祉局保健所動物管理センター)
⇒ 定山渓クマ牧場に関する要望書と回答、調査報告書
<こちらもごらんください>
●秋田県のクマ牧場に関する質問書(2011.11)
●日本のクマ牧場の実態調査レポート
●日本のクマ牧場を実態を指摘したWSPAのキャンペーンビデオ
●中国のクマ施設(胆汁搾取)の実態を指摘したWSPAのキャンペーンビデオ
|