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会報「ALIVE」で取り上げた本・映画などをご紹介しています。
海ゴミ
−拡大する地球環境汚染 |
小島あずさ・眞淳平著 |
中公新書 |
820円 |
チキンラン |
ドリームワークス制作 |
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2980円 |
アニマルウェルフェア
−動物の幸せについての科学と倫理 |
佐藤衆介著 |
東京大学出版会 |
2800円 |
新・ペットフードにご用心! |
押川亮一著 |
宝島社 |
1300円 |
食べさせてはいけない!ペットフードの恐ろしい話 |
アン・N・マーティン著
北垣憲仁訳 |
白楊社 |
1800円 |
私の牛がハンバーガーになるまで |
P・ローデンハイム著 |
日本教文社 |
1857円 |
狂牛病を追う−「酪農王国」北海道から |
滝川康治著 |
七つ森書館 |
1300円 |
まだ、肉を食べているのですか |
H・ライアン/G・マーザー著 |
三交社 |
1600円 |
狂食の時代 |
ジョン・ハンフリース著
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講談社
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ベジタリアンの文化誌 |
鶴田 静 著 |
中公文庫 |
762円 |
アニマル・ファクトリー |
ジム・メイソン著 |
現代書館 |
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脱牛肉文明への挑戦
−繁栄と健康の神話を撃つ |
ジェレミー・リフキン著 |
ダイヤモンド社刊 |
2500円 |
恐い食品・動物工場 |
高松修監修
横山孝雄 文・まんが |
ナショナル出版 |
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暮らしの赤信号・パート4 |
山田博士著 |
亜紀書房刊 |
1020円 |
ファーストフードが世界を食いつくす |
エリック・シュローサー著 |
草思社 |
1600円 |
早く肉をやめないか?
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人文書院 |
2900円 |
ベジタリアン宮沢賢治 |
鶴田 静著 |
時事通信社刊 |
1600円 |
ぼくが肉を食べないわけ |
ピーター・コックス著 |
築地書館 |
2200円 |
アジア菜食紀行 |
森枝卓士著 |
講談社現代新書 |
640円 |
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ALIVE
No.78 本の紹介
海ゴミ
−拡大する地球環境汚染
小島あずさ・眞淳平著 中公新書 820円
先日も、くちばしに釣り糸がからまって、ものをついばめなくなった鳥(絶滅危惧種のクロツラヘラサギ)の映像が新聞に載っていました。死んだウミガメのお腹を開くとビニール袋がいっぱいつまっているそうです。
いま、日本の海岸には、恐ろしいまでの大量のゴミプラスチックの破片、発泡スチロールの破片、タバコの吸い殻やフィルター、お菓子などの袋、空き缶、ペットボトルなどなど…が寄り上がっています。
私対の日常生活から排出されたおびただしいゴミの一部が野外に放置され、それが川に流されて、海に漂い、無数の野生動物たちを苦しめ傷つけ殺していることに、愕然としてしまいます。
そればかりでなく、有害なごみは、魚介類や海草類など人が食べる海産物の中にも入り込み、健康被害を引き起こすおそれもあるのです。人間さえよければよいという人間中心の考えで進んできた産業社会は、いま、人間もまともに生きていけなくなる社会の到来という、手痛いしっぺい返しを受けつつあるようです。
(by 野上ふさ子 ) |
ALIVE
No.65 DVDの紹介 チキンラン
2000年 イギリス映画 ドリームワークス制作 2980円
家畜福祉の原則は「5つの自由」という言葉で表現されています。確かにどんな動物でも、飢えたり、殴られたり、糞尿にまみれたりする生活から自由になりたいに違いありません。動物をそのような状態から「解放」してやるのは飼い主の責務です。
でも、動物にとって本当の自由とは、自分で住む場所を選び、食べたいものを探し、気のむくままに体を動かせるような生き方ができることでしょう。
養鶏場のニワトリたちも本当はそう感じているに違いない・・というひらめきから、この素晴らしい傑作が生まれました。この映画は、ニワトリたちが本当の自由を求めてハラハラドキドキの「大脱走」を決行する冒険物語です。よく考えれば恐ろしい現実をユーモアと笑いで乗り切り、ハッピーエンドに。ちなみにこの映画を見たアメリカの子供たちは鶏肉を食べたがらなくなったとか。(4年前に日本でも公開された人形アニメーション)
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ALIVE
No.64 本の紹介
アニマルウェルフェア −動物の幸せについての倫理と科学−
佐藤衆介著 東京大学出版会 2800円(税別)
動物福祉とは、単に虐待を防止するにとどまらず、その動物にとってよりよい飼育環境や状態を提供することを意味します。例えばペットショップや動物園で、動物たちが日当たりも風通しもない場所の狭いケージや檻の中に入れられているのを見たとき、こんな状態が動物の心身の健康に悪影響を与えることはすぐにわかりますが、ではこのような劣悪な飼育状態を改善させるためにはどうしたらいいでしょうか。
動物はそれぞれの種ごとに、本来その種の動物が必要としている生理的条件や行動特性に適う飼育環境が与えられなければなりません。その根拠となるのは、動物の生理、習性、生態等についての学問的知見に基づいて定められるべき飼育の基準です。
いま世界中で人間に飼育されている何百億匹という動物たちの飼育状況を改善するためには、動物福祉は必須の考えであると同時に、それが科学的根拠に基づく客観的な基準であることにより社会に受け入れられるものとなります。動物福祉は、倫理的にも科学的にも妥当な合意点としてその向上がはかられていくべきものなのです。
(野上ふさ子) |
ALIVE
No.66 本の紹介 新・ペットフードにご用心!
押川亮一著 宝島社 1300円+税
人間の食べ物については、一応、厚生労働省のよる食品安全基準が定められており、有害物質の混入や食品添加物などの規制が行われています。また製品には食品の成分表示も義務付けられていますので、消費者はそれを選んで購入することができます。
ところが、ペットフードについてはこのような公的な規制も基準も一切ないのです。そのために、添加物を初め、どのような原料が使用されているかまったくブラックボックスだというから驚きます。ペットに多発しているがんやアレルギーの原因が食べ物にあることは間違いないでしょう。2000万人とも言われる犬猫の飼い主が、本当にペットの健康と安全を願うのであれば、飼料の安全基準を制定するように農水省に求めるべきではないでしょうか。
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ALIVE
No.66 本の紹介
食べさせてはいけない!ペットフードの恐ろしい話
アン・N・マーティン著 北垣憲仁訳 白楊社 1800円+税
日本と同様、欧米諸国でもペットフードの安全性はほとんど保証されていないようです。イギリスでは、BSEに感染した牛の肉骨粉がペットフードに使われ、猫や動物園の動物に脳症が発生しました。脳症を発症した羊の残骸を毛皮で養殖しているミンクの飼料としたためミンクにも脳症が大発生しています。
本書の著者はペットフードの原料を調べていくうちに、次々と恐ろしい事実を突き止めていきます。食用にならない家畜の残骸や残滓に加えて犬や猫の死体もレンダリングされて肉骨粉となり、ペットフードに使用されていることが判明したのです。日本でも同様のことが起こっている可能性は十分あります。異国も早くペットフードの全成分表示と安全基準の制定が望まれます。
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ALIVE
No.57 本の紹介 私の牛がハンバーガーになるまで
−牛肉と食文化をめぐる、ある真実の物語−
ピーター・ローデンハイム著 日本教文社
アメリカで毎年50億個ものハンバーガーが食され、そのために4500万頭もの牛が供されている、これは1日に約12万3000頭の牛がと殺されていることを意味します。このおびただしい数の肉として食べられている牛の一生とはどんなものか、知りたくありませんか?著者は、より深く真実を知るために、まず3頭の子牛を購入し、ごく一般的な肥育農家に預けて飼育してもらいながら、子牛の成長をたどっていきます。牛の一生は人工授精からはじまり、反自然的な飼育方法のせいで、途中で幾多の牛が病気になったり衰弱死して淘汰されながら、最後は食肉処理場に送り込まれます。けれども、牛に愛情を感じてしまった著者は、最後にファーム・サンクチュアリを訪れることになります・・。
(野上ふさ子) |
ALIVE
No.49 本の紹介 狂牛病を追う−「酪農王国」北海道から
滝川康治著 七つ森書館 1300円
2001年には日本でも「狂牛病」が発生。起こるべくして起こったできごとでした。発生地の一つである北海道ではどのような方法で牛が飼育されていたのでしょうか。広大な緑の大地で草を食む牛たちのイメージとは異なり、ストレスの多い過密飼育、肉骨粉を含む人工飼料、それに加えて牛の断尾などなど、あまりの病根の深さに息を飲む思いです。貴重な現場からのレポートです。
まだ、肉を食べているのですか
あなたの健康と地球環境の未来を救う唯一の方法
ハワード・ライアン/グレン・マーザー著 船瀬俊介訳 三交社 1600円
著者は元カウボーイで4代目続く牧場主でした。収益をあげるという目標の元、マニュアル通りに何でもやってきた結果が、次々と起こる動物の病気、環境汚染、そして自分自身も重病となって、とうとう「目が覚めた」のです。なぜ著者が、今では環境保護と健康改善運動そしてベジタリアンの主導者となったかがよくわかる説得力のある読み物です。 |
ALIVE
No.48 本の紹介 ベジタリアンの文化誌
鶴田 静 著 中公文庫 762円+税
15年ほど前に本書が出版された当時は、一般にベジタリアンといっても何?といった感じでしたが、今ではもはやそんなことはないでしょう。動物のため、健康のため、環境保護のため、社会的公正さのため、信念をもって肉を食べない人々は、次第に増えてきています。
本書では、肉食中心と信じられている西欧諸国でギリシア時代からベジタリアンの伝統と精神があり、それが今日まで脈々と受け継がれていることを、ピタゴラス、ダヴィンチ、トルストイ、ガンジー、ジョン・レノンなど多くの例をあげて詳しく紹介しています。ベジタリアンは、非暴力、フェミニズム、環境保護、エコロジーの運動とも関わり、私たちのライフスタイルを意識して変えようとする考えの現れであることがよく理解できます。
(野上ふさ子) |
ALIVE
No.47 本の紹介 狂食の時代
ジョン・ハンフリース著 永井・西尾訳 講談社
私たちが毎日口から体内に取り入れている食べもの。それはいったい、どんなところで作られ、加工され、運ばれてきているのでしょうか。私が子供の頃は、食べ物のほとんどは家の周りにあり、どんな場所に、どんな姿で育ち、どんな季節に収穫できるか、誰もが知っていました。今、都会に住んでいると、食べ物はすべて店から買ってくることになります。種をまいて育てて収穫する手間は省けているものの、その便利さと引き替えに食の安全性に対する不安がやってくきます。
新聞やテレビでは、毎月のように、農薬、食品添加物、O-157などの病原体汚染などのニュースが流れています。牛や豚、鶏、エビやサケまでも超過密飼育する結果として蔓延する汚染、病気、消毒の悪循環、餌に入れられる抗生物質による薬剤耐性菌の発生、動物の生態や生理を無視した飼育方法から生じた狂牛病、規制のない遺伝子組み替え作物などなど。壮大な人体実験が展開されているといってもおかしくありません。実験動物の次に犠牲になるのは、他ならぬ人間自身だということに、一時も早く気付く必要があるでしょう。
(野上ふさ子) |
ALIVE
No.31 本の紹介 脱牛肉文明への挑戦
−繁栄と健康の神話を撃つ
ジェレミー.リフキン著 ダイヤモンド社刊 2500円
多くの人々が何気なく食べているハンバーガー。しかし、その行為が実は「悪」であり、「犯罪」行為に等しいのだと聞かされたら、みながびっくりするでしょう。食べるという行為は、単に自己の食欲を満たしたり、体力を維持するためだけのものではありません。それは、他種の生命とつながり、その生命が生きる世界とも結びつく行為です。
牛の肉を食べるという行為が、自分自身の健康、食べられる動物、そして社会と自然環境にどれほど多くの侵害を与えているか。スーパーの店頭に並ぶパッケージの肉の背後に、どれほど多くの動物の苦しみがあるのか、どれほど地球環境が破壊されているのか、どれほど世界中に社会的不正を引き起こしているのか。本書は、歴史、医学、生物学、エコロジー、経済学等のさまざまな視点を広く網羅して、牛肉食が人と動物の健康、そして地球のエコロジーに犯罪的ともいうべきダメージを与えていることを、あますところなく述べています。
肉食の弊害を理性によって納得させるられる、きわめて説得力のある著作です。
(野上ふさ子) |
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